iCloudバックアップ作成が失敗!?【原因別対策を解説】

Apple の正月セールはいかがでしたでしょうか!

私は一台HomePod miniを追加で購入しました!

今回のセールでiPhoneを購入された方お多いのではないでしょうか。

さらにもう数ヶ月経てば4月。

新学期が始まったり、新社会人になるなど新しいiPhoneを手に入れる機会も増えます。

お子様にiPhoneを初めて買い与える、あるいは自分が使っているiPhoneを買い替えてお下がりをお子様へプレゼントするなどの使い方をされる方も多いでしょう。

そんな時に絶対に必要となるのがiCloudバックアップ。

今回はバックアップが失敗する原因と対策をズバリ解説します。

目次

iCloudバックアップとは

もしあなたの大切な写真などのデータが、iPhoneの中にしかデータがないと、
iPhoneに何かがあった場合、例えば故障してiPhoneが起動しなくなる、iPhoneを盗難に遭う等した場合データが全て消えてしまいます。

おそらくあなたのiPhoneには大切な写真、動画、アプリのデータなど生活に欠かせない大切なデータがたくさん入っているはずです。

バックアップとは、大切なiPhoneに何かがあった時のためにiPhone以外の場所に必要なデータをすべて保管しておくことを言います。

バックアップの方法としては現在2通りあります。

一つはPCにバックアップを取る方法

そしてiCloudというインターネット上のあなた専用の倉庫へバックアップする方法です。

この記事ではiCloudにバックアップを取ることができない場合の対策について深掘りしていきます。

iPhoneストレージとiCloudストレージの違い

iCloudバックアップに関連するストレージ(データを保存しておく場所)は、実は2種類あります。

これを理解しておかないと、問題の解決につながらないほど重要なポイントです。

それぞれのストレージについて以下説明していきます。

iPhoneストレージとは
iPhone本体にどれくらいのデータが入っているかを示します。
「設定」 > 「一般」 > 「iPhoneストレージ」を確認するとiPhoneに何GBのデータが入っているか確認することができます。

使用済みが何GBになっているかをチェックしましょう。

iCloudストレージとは
あなたのデータ入れられる倉庫=iCloudの大きさがどれくらいあるのか、どれくらいのデータが入っているのかを示します。

まずiCloudとはインターネット上にある、あなた専用のデータを入れる倉庫のような場所のことを言います。
無料でAppleからあなたには5GBという大きさのiCloudが最初から割り当てられています。

もしあなたの大切な写真などのデータが、iPhoneの中にしかデータがないと、
iPhoneに何かがあった場合、データが全て消えてしまいます。

万が一の場合のためにiCloudというインターネット上の倉庫へ写真を入れておけばiPhoneが故障しても、またデータを戻すことができます。

「設定」 > 「Apple ID名」 > 「iCloud」を確認するとiCloudに何GBのデータが入っているか確認することができます。

使用済みが何GBになっているかをチェックしましょう。

iCloudバックアップが失敗する原因

iCloudストレージが不足している場合

iCloudバックアップが成功するための第一の条件として、

iPhoneストレージ<iCloudストレージである必要があります。

逆にいうとiPhoneに入っているデータの量がとても多く、
iCloudというインターネット上のあなた専用の倉庫にはデータが全て入り切らない場合はバックアップは失敗します。
iCloudストレージが不足しているときの対策はいくつかあります。
順に見ていきましょう。

対策

iCloudストレージを増やす(購入する)

iPhoneストレージとiCloudストレージを見比べてiCloudが不足している場合の対策として、まずお勧めしたいのがこちら。

Appleでは月額制でiCloudのストレージをアップグレード、つまりあなた専用の倉庫を大きなものに変えてもらうことができます。

毎月お金がかかること以外デメリットはありません。

最後の画像はApple公式ページから持ってきましたが、必要なiCloudストレージを選んでから「購入する」をタップし、Apple IDとパスワードを入力すれば購入ができます。

iCloudストレージに収まるようにバックアップするものを選ぶ
「このiPhone」と書いてある製品が、バックアップを取ろうとしているあなたが操作をしているiPhoneということになります。
ここでバックアップに含まれるアプリが容量の大きい順で上から表示されます。
アプリの下には、そのアプリをバックアップに含めると何GBになるのか、書かれています。
バックアップに含めなくてもいいアプリの右側のボタンを押して、オフにすればバックアップには含まれなくなります。
iPhoneストレージがiCloudストレージより少しだけ多い時は有効な手順ですね。
iCloudストレージに収まるように、写真や動画を整理する
ほとんどの場合、あなたのiPhoneの中のデータは写真やビデオ(動画)が多くを占めていることが多いです。
不要な写真やビデオを削除することも有効な可能性があります。
チェックしてみましょう。
特にビデオは容量が大きくなりがちですので数本消すだけでも効果が高い場合がありますよ。
iPhoneから写真とビデオを削除する際には、iPhoneから完全に消す作業が必要となります。
写真を削除しただけではiPhoneからは完全削除されず一旦、ゴミ箱のような場所=「最近削除した項目」に入ります。
放置していれば40日で完全削除されるのですが、
今すぐストレージを開けたい時は、手動で削除が必要です。
これでiPhoneから完全に写真や動画を削除することができます。
もう今は使っていないデバイス(例:昔使っていたiPhone)のバックアップを消す
「情報」を見た時に製品の名前の下に「このiPhone」と書いてあるもの以外に製品が表示されている場合、
このiPhone以外のバックアップを同じiCloudに保存しているということになります。
よくあるのが昔のiPhoneのバックアップをそのまま消さずに放置している場合です。
この場合、2台分のバックアップを1つのiCloudに保存していることになります。
製品を選択してバックアップを削除を押せば、いらないバックアップを消せます。
結果として一気にiCloudストレージに余裕ができる場合があるので要チェックです。

Wi-Fiネットワークに問題がある場合

安定したWi-Fiに接続できていない場合はiCloudバックアップに失敗することがあります。

特にポケットWi-Fiなどは失敗しやすいため注意が必要です。

Wi-Fi環境を変えるとうまくいくことがあります。

iPhoneの設定や環境に問題がある場合

iPhoneの設定によってはバックアップが取れない場合があります。

機内モードがオフであるかを確認する

機内モードがオンであるとWi-Fiに接続できません。

オフであるかをチェックしましょう。

低電力モードがオフであるかを確認する

低電力モードになるとiPhoneのさまざまな機能を制限してバッテリーの持ちをよくしようとします。

結果としてバックアップ作成自体も停止されてしまいます。

オフであることを確認しておきましょう。

まとめ

ちょっと長くなりましたが、分かりにくいところはなかったでしょうか。

以上が主なバックアップが失敗する時の原因と対策でした。

大切なデータを万が一の出来事から守るのもそうですが、

機種変更でデータを移動する時にも大活躍するiCloudバックアップ。

あなたのiPhoneのバックアップがこれで成功することを祈ります。

 

ご武運を!

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この記事を書いた人

はじめまして!りんご先生です。

Gaoで見つけた超絶中古のiPhone 5s。
これがAppleと私の関係の始まり。
そこからApple好きになるのは一瞬!
その後iPhone 7 > iPhone8 Plus > iPhone X > iPhone 11 Pro > iPhone14 Pro
iPad Air 2 > iPad mini 4 > iPad Pro 9.7インチ > iPad Air (第 3 世代)
Apple Watch Series 3 > もう一回 Apple Watch Series 3 > Apple Watch Series 5 > Apple Watch Ultra
AirPods Pro > AirPods Pro2
Macbook 2012を中古で > iMac 2017 Retina5K > Macbook Air M1
Apple TV (第 3 世代) > Apple TV 4K
Home Pod mini
とApple製品を楽しんでいます。

Apple製品関連情報や問題が起きた時のトラブルシューティング方法などわかりやすく解説します。

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