13歳未満のお子様は自分のApple IDを自分で作ることができません。
ここで親御様の年齢などでApple IDを作成してしまう方がいますがお勧めできません。
法的な意味でも問題がありますし、何よりお子様をさまざまな危険から守ることができません。
中にはお子様が勝手にゲームに1,000万円課金してしまって破産した。なんてとんでもない事件も起きています。
お子様ももちろん自分たち家族を守るためにも必ずお子様のApple IDを作る手順を間違わないようにしましょう!!!
大丈夫です。この記事通り進めばそんな問題起きませんよ!
ファミリー共有とは
自分の家族専用のグループ:ファミリーグループ
家族の中の成人 1 名が管理者 (ファミリーオーガナイザー) となり、自分の家族専用のグループ:ファミリーグループを持つことができます。
家族にさまざまなコンテンツを共有:一緒に楽しむことができる
App Store で購入した App、Apple MusicなどのApple のサブスクリプション、iCloud ストレージプランを最大 6 名の家族で簡単に共有できます。
お子様のApple IDを作成し、制限をかけることができる
お子様=13歳未満の方専用の Apple ID を設定し、管理者のiPhoneからリモートで制限をかけられます。
それにより勝手にAppを入手したり、課金をしたりということができないように制限ができます。
この記事ではこのお子様のApple IDをリモートで制限できることについて深掘りしていきます。
お子様のApple IDとは
13歳未満のお子様は、自分では Apple ID を作成できません。
ちなみに国によってこの年齢は違います。
オーストリア、ブルガリア、キプロス、イタリア、リトアニア、スペインでは 14 歳未満。
チェコ共和国、フランス、ギリシャでは 15 歳未満。
クロアチア、ドイツ、ハンガリー、アイルランド、コソボ、リヒテンシュタイン、ルクセンブルク、オランダ、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、シンガポール、スロバキア、スロベニアでは 16 際未満。
その他すべての国では 13 歳未満。
なので日本は13歳未満!
とは言え、ファミリーオーガナイザー (管理者) が自分の子どものために Apple ID を作成することができます。
お子様のApple ID作成手順
親が自分を管理者とするファミリーグループを作成する
まずは自分たちの家族のグループ=ファミリーグループを作らなくてはなりません。

手順1

手順2

手順3
あとは流れに従って進むと自分たちの家族のファミリーグループが出来上がります。

Macの場合は上記の場所から進めば、iPhoneで実施したのと同様にファミリーグループを作成できます。
お子様のApple IDを作成して自分のファミリーグループに追加する

手順1

手順2

手順3
法的に13歳未満のお子様のを守らなくてはならないので、
ファミリーグループからは13歳になるまでは抜けることができません。

手順4

手順5

手順6

手順7

手順8

手順9

手順10

手順11

手順12

手順13

手順14
ここまででお子様のApple IDは作成できました。
あとはお子様を守るために制限をかけてあげましょう!
お子様を守るため大事な制限をかける
承認と購入のリクエストと位置情報の共有の設定を決める

手順1

手順2

手順3
承認と購入のリクエストとは
簡単にいうと、お子様の買い物(アプリを入手したり、アプリない課金をしたり)を承認制にすることです。
お子様は自分のiPhoneでアプリなどを選ぶ自由を得られます。
その代わり実際に購入するかどうかは、管理者である親御様が決定権を持ちます。
実際のアプリ入手までの流れ
お子様のiPhoneでの操作

手順1

手順2

手順3
管理者(親)のiPhoneでの操作

手順4

手順5

手順6
お子様のiPhoneでの操作

手順7

手順8

手順9
お子様のiPhoneでは2回パスワードを入れなくてはならないのがちょっとめんどくさいですが、これでアプリが入手できました!
位置情報の共有とは
探すAppを利用してお子様の位置を知ることができる機能です

手順1

手順2

手順3
スクリーンタイム制限(iPhoneのさまざまな制限)をかける

手順1

手順2

手順3

手順4

手順5

手順6
休止時間とは
iPhoneを何時から何時まで使っても良いか決めることができます。
App使用時間の制限とは
App毎に、1日あたりどれくらいの時間を使っても良いかを決めることができます。
制限時間を超えると、管理者の承認なしではAppが使えなくなります。
勉強が捗る!
【お子様を守る超重要設定】コンテンツとプライバシーの制限をかける
課金を制限する

手順7

手順8

手順9

手順10

手順11

手順12

手順13
承認と購入のリクエストでも管理することができるのですが、
さらに万全の体制とするため
課金自体を根本からできなくすることがお勧めです!
さまざまなコンテンツの年齢制限をする
映画や音楽等いろいろなコンテンツに年齢制限がありますよね
お子様の年齢に合わせたコンテンツしか見れないような設定がここでできます。
例:R12指定、R15指定、R18指定など
インターネットで成人向けコンテンツを見られなくする
お子様がアダルトサイトなどにアクセスすることは教育上よくありませんよね。
インターネットで検索しても、アダルトサイトが全く表示されなくするにはこの設定が有効です。

手順1

手順2

手順3
まとめ
これでお子様を守ることができるように設定できました。
お子様にiPhoneを持たせることが当たり前になった時代かもしれませんが、
何もせずiPhoneを渡してしまえば、iPhoneの便利さが逆にお子様を不幸にしかねません。
iPhoneではお子様を守るためにこのように、いろいろな制限ができることで
結果お子様に安心してiPhoneを渡せます。
ぜひ楽しいiPhoneライフを!
そして、ご武運を!
コメント